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午前3時の泥棒猫

男の子が女の子に惚れる時 WALL・E

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「ウォーリー」観た。

イーブァを抱きしめてみたいね。丸いね。つるつるだね。
ipodをデザインした人が、イブのキャラクターデザインをしたんだって。
自分、iPod、いまだ持ってないけどさ。やっぱ買うべきか。
ソニーのウォークマンが気になって仕方ないけど。
Appleからイブ型がでたら買う、かも。
ああ、これソニーのローリーぽいな。やっぱいらない。


イブが地球に捜索にやってきて早速、任務にとりかかる。
カッチョよく、岩や地べたをスキャン、サーチ。
見切りをつけて、ふんわりと飛び上がり、やがて
どーん!と音速を超えて飛んでいく姿。

生真面目で、どんくせえモテない野郎君のウォーリーは
一発でその姿に惚れる。

わかるなあ。
(モテない)男の子が女の子に惚れる瞬間。
妄想で膨らました「手を繋ぐ」を実現したい。
ああ。



子供の頃に観たり聞いたりしたSFは
未来は絶望に満ちていて、シニカルな物が多かった。

「赤ちゃんよ永遠に」「ローガンズラン」
「サイレントランニング」「THX1138」「猿の惑星」…

管理社会からの脱出、破壊と廃墟、理想が叶わない絶望感、
その感じがキッズであった頃の精神の成長と停滞に
シンクロしていたね。

引きこもることで折り合いをつけるしかない幼さは
情報とテクノロジーで世界に向かおうとする。
が、それも幼くて脆い。
はがゆくも懐かしい。

いつかロボットになりたい私ですが、
もちろんメーテルは現れず、自分で機械化するしか無いから
こうして毎日、とりあえずパソコンの起動音を立てて、今日を生きる。

死ぬまで。

ジャーン。ジョブスに敬意を(笑)。
by boomee | 2009-01-07 11:45 | 感想