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午前3時の泥棒猫

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その5 デッサン

人体デッサンの授業。

まずはクロッキー。
生徒同士で交代で描く。
立った姿、座った姿。
動きのあるかたちを素早く、写し取る。

やがて、体の作りそのものを理解したくなる。
やっぱ裸、を描かないとね。
構造を理解しつつ、手を動かす。うん、とっても大事。

裸婦のプロモデルさんを雇って、ポーズをとってもらった。
女性は肉付きが丸く、とても奇麗だ。

最近のモデルさんはアタマが小さくて
全体のバランスがとても格好がいい。
食生活の改善がなされたのか、それとも。
なんにしても、描きがいがあるモチーフです。

自分が学生だった頃のこと。

裸婦デッサンの授業を終えた後日、それを教授が評価することになった。
で、ひとこと。

「どうも今回は、みんなデッサンが狂ってるなあ」

バランスがおかしい、という。

しかし、いくら学生だからといっても
普段それなりに描いて練習してる猛者たち。
ましてや、具象の教室だから、デッサンは必須で学んできてる。

つまりは、モデルさんの身体の作りが、ちょっと
普通のバランスと違っていた、ということだね。

成績が落ちるのは困るので、主張すると
もちろん教授は理解して、苦笑した。

あの頃にくらべたら、モデルの質も上がったんだね。

いやー!良かった!奇麗だった。

描きたい!描きたいよ、ボクが!!!!
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by boomee | 2008-09-25 17:35 | やかんこうし日記

その4 スケッチ

初夏、五月の連休。

上野動物園で動物のスケッチをする。
クラスの親睦を兼ねての校外授業。
その引率、ということで、出かけた。

幸い、とてもいい天気でした。
スケッチブックに鉛筆以外の持ち物に、
水筒と日焼け止めクリームを挙げておいた。
なんせ女子率高いからね。

朝、入り口に集合。団体料金があてはまるので
入場料をその場で徴収。これは失敗でしたね。
総勢、三十数名。お釣りが無いように、つったって
そんな細かいお金もってないことだってある。
これって事前にあつめておくべきだったね。

で、なんやかやで多少手間取ったけど、さあ、行くぞ。
入場〜。

正門の脇、すぐにパンダ舎があるのだけど、
一週間前ぐらいに、ちょうど死んじゃっててね。シャッター降りてた。
残念。
キリンにカバに、ゾウにペンギン。
いろんな動物たちがモチーフです。
みんな上手く描けただろうか。

どっちか言うと、クラスメート同士での親睦がメインだね。
帰りの御徒町での打ち上げが楽しくて、楽しくて。
それぞれの職業、立場、志しを分かち合う。
まあ、大概はバカな話で終止してるんだけどさ。

ほんとに勉強になったのでしょうか?

ま、いいよね?(笑)
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by boomee | 2008-09-24 02:52 | やかんこうし日記

No,1 描きすぎる

ここんとこ、仕事に干されてる。

この商売、売れっ子さんはともかく、
仕事のある時無い時のブレがあって当たり前。

そんな谷間にも、精進。
デッサンしてみたり、エスキースを挙げてみたり。
どうだろうか、俺の絵は?
人の心をつかめるのか?
いや、現実問題として、売れるのか??

描けば描くほど迷宮に入ったりする。

ネットで、画像検索。
上手い絵、人気のある絵はどんなタッチ?

…たいがい、うなだれる。
だから仕事が来ないんだよ、こんな絵だから。
とプチ鬱になったりして。
さすがに、もうおっさんなのでへこたれないけど。
けれど、まあ、現実に押しつぶされそうだ。

描いて描いて描いて描いて描く。
で、気づく。

描けないから、描きすぎて
自信が無いから、詰め込みすぎて、
結果スキがなくなり、息苦しい絵になる。

ある程度行ったら、筆を止める事。
わざとスキを作る事。

そんな抜き差し、メリハリを意識すればいいのかもしれません。
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by boomee | 2008-09-22 18:05 | 絵描きのあれこれ

その3 どうにもこうにも。

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図々しく、今日も講師です。
「先生!」

なんて呼ばれる事にためらいなく返事してる。

何も知らない歳下の子たちに、さもエキスパートのふりをして
とにかく、描けい!とのたまう仕事。
果たして、どんだけ彼ら彼女らのためになっているのか。

授業内容は、あってないようなもの。
生徒が取り組んでる絵を後ろからああでもない、こうでもない言うだけ。
こんなんで時給もらっていいのか。
いいわけがないね。
というわけで、こっちも勉強しないと。
いままではままならなかった水彩とか、使った事無いカラーインクとか。
さらに、うんちくやら、絵を描いていく指針みたいなものとかを
喋りベタなのを誤摩化し誤摩化し、毎回冷や汗かいて、進める。

プレッシャーはあるけど、気にしない。

楽しんでやっているよ。

いいんだろうかしら。

いい。

ネットでみたんだ。
「学ぶならどんな専門学校がいい?」
そんな質問。
結論的には、先生の出来次第だと。
僕も心底、そう思う。

個人的には、勉強なんて、そいつの気持ち次第でどうにもなる。
学ぶのは別に学校でなくてもいい。

学校で得られるものは、ほんの少しの知識。
けれど、その場所に集う仲間、ひとと出会えるのが一番の成果かもしれない。
それは得難いものだから、価値はある。
テクニックやモチベーションは、学んで手に入るものじゃないよね。
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by boomee | 2008-09-22 17:52 | やかんこうし日記

その2

はじめて授業を受け持った時は、色彩に関する講義だった。

色相還、対比、補色、色相心理…

これを上手く伝えられるかしら。喋りは苦手だ。

で、考えたのはパワーポイントを使う事。

映像と一緒なら、なんとかなる。
なんせ自分が学生の頃から映像使って表現しようと企ててきたんだし。

パワーポイントで資料を作り、スクリーンに映しながら、
今までの聞きかじりやネットから拾ってきたあれこれを
知ったかぶって、まくしたてればなんとかなる…か?
必要にかられて、まとめる作業になったけど
もともと自分が興味があって、なんとか理解したい。と願っていた事だから
楽しく作業できた。

かつて自分が学生だった頃の授業(何年前だw)で使った参考書や
ネットを探して拾ってきたり、古本屋で色彩検定の教科書を探したり。
単元の内容にそって50フレームほどのファイルを作った。

こ難しい話に、ちょっとした逸話をはさみこんでみた。

手術室の壁は緑色が使われている。
(血の赤の補色。目の疲れを癒す)

青い車は事故が多い。
(暖色と違って寒色は収縮して見える)

幼児は圧倒的に暖色、特に女子はピンクを好む。
(統計資料から。でも母親の部位のイメージカラーだからかも)

…などなど。

プロジェクターでスクリーンに投影しながら講義。
なかなか楽しくてよかった。

後日、内容をしっかり把握してる生徒の少なさに
ちょっとばかり肩を落としてみたが、そんなもんだろうw

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by boomee | 2008-09-07 09:39 | やかんこうし日記