午前3時の泥棒猫

その5 デッサン

人体デッサンの授業。

まずはクロッキー。
生徒同士で交代で描く。
立った姿、座った姿。
動きのあるかたちを素早く、写し取る。

やがて、体の作りそのものを理解したくなる。
やっぱ裸、を描かないとね。
構造を理解しつつ、手を動かす。うん、とっても大事。

裸婦のプロモデルさんを雇って、ポーズをとってもらった。
女性は肉付きが丸く、とても奇麗だ。

最近のモデルさんはアタマが小さくて
全体のバランスがとても格好がいい。
食生活の改善がなされたのか、それとも。
なんにしても、描きがいがあるモチーフです。

自分が学生だった頃のこと。

裸婦デッサンの授業を終えた後日、それを教授が評価することになった。
で、ひとこと。

「どうも今回は、みんなデッサンが狂ってるなあ」

バランスがおかしい、という。

しかし、いくら学生だからといっても
普段それなりに描いて練習してる猛者たち。
ましてや、具象の教室だから、デッサンは必須で学んできてる。

つまりは、モデルさんの身体の作りが、ちょっと
普通のバランスと違っていた、ということだね。

成績が落ちるのは困るので、主張すると
もちろん教授は理解して、苦笑した。

あの頃にくらべたら、モデルの質も上がったんだね。

いやー!良かった!奇麗だった。

描きたい!描きたいよ、ボクが!!!!
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by boomee | 2008-09-25 17:35 | やかんこうし日記